ホームカラーは取扱注意?!美容師がオススメする塗り方!!
今回は皆さんがきっと疑問に思っているであろうホームカラーとサロンカラーの違いを美容師目線で解説していきたいと思います。
他の方のブログでもよく見ますが今回は専門知識が無い方にも分かりやすく
説明していきます。
目次
オーダーメイドのサロンカラーと誰でもオールマイティーに使えるホームカラー
ホームカラーと美容室のカラーってどんなイメージですか?
よく言われることをまとめてみました。
ホームカラー
・お手軽、家事をしながら同時進行で出来る。
・白髪はしっかり染まるけどムラになりやすい。
・色落ちしてきたときに変な色になる。
・毎回毛先まで塗るから毛先が傷んでいる気がするし
なんか毛先が暗い。
サロンカラー
・綺麗に染まる。
・色の幅が多いし相談しながら決められるので
出来るとかできないとかが分かる。
・塗分けしてもらえるので傷みは出にくい気がする。
・時間がかかるし料金もそれなりだから頻繁にはいけない。
(20代~40代女性)
年代によって悩みは違いますがどちらのカラーにも
メリット・デメリットがあるのが分かると思います。
・誰でも染まるは逆に危険!??
ホームカラーの売りは
“誰でも早く染まる"ですね。
この”誰でも”っていうのは実はとっても危険なんです。
人それぞれ髪の太さや硬さは全く違います。
柔らかい、細い方は優しい薬剤ですぐ明るくなりますので
髪が太い、固いかたのつよさの方もしっかり染まる
“強い薬剤”だと髪が傷んでしまいます。
・塗り分けできることのメリット
ホームカラーで自分もしくは家族の誰かにやってもらう時って
なかなか塗り分けとかはできないですよね?
根元だけ塗るとか根元と毛先は薬変えよとか。
この塗り分けも髪にとってはかなり重要なことなんです!
薬剤にはアルカリ剤というものが入っていて
それが強制的にキューティクルを開いて
髪の中から色素を抜きます。
そのキューティクルを開く工程が髪にとって
すごい負担になるんです。
毛先は根元に比べて薬剤がつく機会が
多くあるのでチリチリになりやすくなります。
でも毛先までしっかり染めたい!!
そう思いますよね?
それは後で解説していきます!
ホームカラーのメリットと染める時のオススメ
ここまででなんとなくホームカラーは
取扱注意なのはわかっていただけましたか?
美容室のカラーは塗り分けはもちろん
薬の強さの調節もできるのはご存知だと
思うので割愛させていただきます。
でもホームカラーにもメリットがあります。
先程も書いたのですが
時間がかからない、他のことと同時進行で出来る
コストも抑えられて経済的。
どうしても美容室でやると
この部分はかかってきてしまうので
・お子さんがいて目が離せない
・仕事で帰るのが深夜
・白髪の伸びるスピードが早くて
頻繁に染めたい。
という方には辛いかと思います。
ここからは
美容師としての解決策です!
メインは1〜2ヶ月美容室で綺麗に染めて
伸びてきてしまった顔まわりと分け目だけ
ホームカラーで染めるというもの。
誰でも思いつくとは思いますが
人は一度やり始めると全部やった方が良い、
もったいないと思ってしまうものなのです。
全部やりたい気持ちを
グッと堪えていただいて
自分が1番気になる根元だけを塗りましょう。
ここでのポイントは 泡カラーなるものが最近多いですが クリームタイプのものを使うことがオススメです。 泡カラーだと全部使い切らないとダメですよね? クリームタイプは1剤と2剤を必要な分だけ 出せるので一つ買えば3.4回は使えると思います。 先日実家に帰ったタイミングで 父の髪をそれで染めた時に知りました。 そうすればコストも削減できるし 時間も5分あれば塗れるので忙しい方も いけると思います。
後は2ヶ月くらいで美容室に行って
息抜きをしていただければ
髪も健康で気分も良いかと思います!
まとめ
今回の方法は
比較的誰でも簡単に試していただけるかと
思いますので
是非やってみてください!
最後に一つ注意。
明るくする薬使う時は根本をすこしだけ
開けるのがポイントです。
頭皮付近は温度が高いので他のとこよりも
明るくなりやすいです。
最後までありがとうございました。
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