【パーマ理論】デジタルパーマと普通のパーマの違い。かけ方からスタイリングまで!

【パーマ理論】デジタルパーマと普通のパーマの違い。かけ方からスタイリングまで!
こんにちは!ずーしみです!!

だいぶ肌寒くなって夏服から秋、冬服に切り替わっていく時期になりましたね。
髪も夏から秋冬に切り替える方も多いのではないでしょうか?

今回は皆さんが何となくしている“パーマ”について詳しく解説していこうと思います!

 

 

意外と知らないデジパーと普通のパーマの違い!

美容室のメニューにはデジタルパーマとデザインパーマ(お店によって表記は変わります。)がありますよね?

 

 

皆さんはこの二つから選ぶ時しっかり理解して選んでいますか??

  

「パーマは傷みそう」「朝のセットが大変そう」
「一度失敗しているからトラウマ」

そう思っている方も多いパーマ。

 

 

確かにパサついたり、楽になると思ってかけたけど反対にめんどくさくなることもあります。

しかしそれはパーマの特徴が分かれば
とても簡単に理想のヘアスタイルになるはずです!!

 

なので、まずは

詳しい説明の前に簡単に説明します。

 

  • デジタルパーマ=熱処理をしてかけるパーマ。縮毛矯正のパーマ版。髪が長い、硬いの方
  • デザインパーマ=ロッドを巻いてから液体の薬剤を塗布するタイプ。髪が短い柔らかい方

 

 

デジタルパーマはホット系パーマ、デザインパーマはコールドパーマと言われていて工程もかけた時の質感も全くの別物。

コールドパーマは他にも『水パーマ』『コスメパーマ』などお店によって名称が変わります。

 

 

コールドパーマで綺麗にかかる方もいればデジパーじゃないとかからない方もいらっしゃいます。

 

基本的な理論は「縮毛矯正とストレートパーマの違い」に似ている部分があるので合わせてこちらもご覧ください。

 

それぞれのパーマの事を知ろう!

どっちのパーマが自分に合っているかはパーマの理論を理解しないことには始まりません。

まずはメリット、デメリットから見ていきましょう!

 

1.2つのパーマのメリットとデメリット



   デジタルパーマ    【メリット】
・髪内部の結合を切断して熱処理をする事で持ちが良くなる。
 『形状記憶パーマ』と言われるくらいパーマは取れにくい。
髪がかたくて、髪が長くて毎回うまくかからない人もしっかりかかる。
・乾いた時にカールが出るのが特徴なので再現しやすい。
 コテで巻いたような質感。
・縮毛矯正をしていてもかけられる(髪のダメージレベルによる)
・ピンポイントでかけたい所だけかけられる。


              【デメリット】
・熱処理をするので通常のパーマよりも髪に対する負担が大きい。
・ロッドの大きさが3〜4種類しかないので
 細かいパーマや男性にはかけられない。
・所要時間が結構かかる
・値段の相場も少し高め
・根元からかけることができない。



  コールドパーマ     【メリット】
・デジパーに比べて髪に対する負担は少ない。
・ソバージュや男性などのショートヘアでもかけられる。
・髪が細くてデジパーだとパサついてしまう髪にも
 自然にかけることができる。
・コスパ、時間共に比較的お手軽にできる。
・根元のふんわり感を出すことができる。


               【デメリット】
・コールドパーマの場合は結合を切るのではなくロッドの形に伸ばして
 かけるので髪の元に戻ろうとする働きで約2〜3ヶ月でとれる。
・髪が硬くて健康な髪にはかかりにくい。
・濡れている時に一番カールが出るパーマなので乾かすとダレやすい。
 乾かしすぎると若干パサつく。
・熱処理施術をした髪にはかけられない。
・液体状の薬剤なのでかけなくていい所や頭皮にも薬剤がついてしまう。

 

コールドパーマのデメリットがデジタルパーマのメリットで
デジタルパーマのデメリットがコールドパーマのメリット。

 

うまい具合にできていますが、間違えて自分に合っていないものを選んでしまうと仕上がりには大きな差が出てきてしまいますね!

 

2.デジタルパーマ、コールドパーマの施術工程

             ・デジタルパーマ

チオグリコール酸などの還元剤(クリームタイプ)をかけたいところに塗布。髪内部の結合を切断します。
その後コードが付けられる専用のロッドで巻いて約60〜190度ほどの熱で加温。
酸化剤を塗布して髪の結合をつなぎ直す事でパーマがかかります。
・コールドパーマ

コールドパーマ用のロッドで巻きます。
デジパー同様、還元材を塗布し時間を置いて薬を浸透させます。
一度薬を洗い落とし酸化剤を塗布して流します。

デジタルパーマの方はクリームタイプの薬剤を塗布して流す工程がある分
コールドパーマよりも時間がかかってしまいます。

 

やり方はいろいろありますが

コールドパーマはロッドを巻きながら薬をつけるパターンもあり、
髪質やダメージレベルで巻き方などは変えてやります。

 

コールドパーマとデジタルパーマの仕上がりの違い。

 

かけ方が違うパーマなので仕上がりにも大きな差が出てきます。

 

 

デジタルパーマは熱で乾燥させてかけるので乾いてもカールがしっかり出てくれ

髪のタンパク質の成分を熱で変性するのでコテで巻いたような質感で艶が出やすいのも特徴です。

 

 

 

コールドパーマは、薬剤が液体でパーマをかける時に髪が濡れているので

乾かす前の濡れている時にパーマが出て、乾かすと少しパーマがゆるなるのが特徴です。

主にボリュームの出したいご年配の方や動きが欲しいメンズに多いです。

 

 

2つのパーマのスタイリングの違い

パーマはかける時の髪の状態のよって仕上がりが変わってきます。

 

デジタルパーマ=熱によって乾燥させながらかけるため乾かした時にパーマが出やすい。

コールドパーマ=薬剤が液体なので、髪を濡らしながらかけるため髪に水分が
        ある時の方がパーマが出やすく乾かすとダレやすい。

 

 

乾かしてパーマが出るデジタルパーマは捻りながら乾かしたり
温風と冷風を交互に当ててパーマの強さを調節して乾かします。

その後さらっと仕上げるときはオイル束感やまとまりが欲しいときはワックスやスタイリングミルクウエット感が欲しい時にはムースやバームを使うと○!

 

 

 

濡れている時にパーマが出るコールドパーマは乾かす前にスタイリング剤をつけるか半乾きに時にセットする事で綺麗にパーマ感が出ます。

乾かす前につけるスタイリング剤は柔やめなワックスやミルクがオススメ!
メンズはジェルでも○!
半乾きでは夜寝れないと思いますので完全に乾かしてオイル。朝起きてから水で濡らすかムースをつけてパーマを出してください。

 

 

パーマはうまく乾かしてセットしないとパサパサでボリュームが出ただけになってしまうので参考にしてみてください。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

 

パーマをかけにいらっしゃるお客様に多いのが

「朝楽にスタイリングしたいからパーマかけたいっ!!」

 

でも実際かけてみると全然簡単じゃない!!
むしろめんどくさくなった!

 

せっかくお金と時間をかけたのにめんどくさくなるなんて本末転倒もいいところ。

 

美容師さんが提案してくれるのが普通ですが最近は一般の方も知識をつける時代!
是非参考にして、朝のスタイリングを楽に可愛くしていきましょう!!