色落ちしやすい??色落ちしやすいカラーと持ちがいいカラーの違い。

色落ちしやすい??色落ちしやすいカラーと持ちがいいカラーの違い。
こんにちは!ずーしみです!!

自分の髪は染めても色が長続きしにくい。
色の持ちが悪い髪質だから。

って思っている方は結構多いと思います。

しかしそれは本当に髪質のせいだけ??
実は髪質意外にも色の持ちが悪くなあるポイントがあるんです!!

今回はそれをまとめて行きますので是非ご覧んください。

 

ヘアカラーの持ちは髪質だけじゃない!?

 

 

ヘアカラーをする時の皆さんの気になるポイントは

『綺麗な色(透明感、可愛いなど)』『ツヤ感』『色持ち』

の3つを重視している方が多いと思います。

 

どれも欠かせないポイントですよね?

 

ただこれら全ての条件を満たすカラーは “ない” と言っても過言ではありません。

 

透明感を出そうとすれば色の持ちは悪くなるし

色の持ちをよくしようとすれば透明感は出にくくなります。

 

ツヤ感に関しては普通のカラーをしているだけなら基本出ますよね?

 

さてではどんな色が色落ちが早くて色持ちがいいのは何色なのか書いていきます!!

 

色持ちが悪いカラー3選

Color1 /  レッド系(暖色系)

 

暖色系の色落ちの悪さは一般の方も周知の事実。

 

これからの季節は寒色よりも暖かみのある暖色系が流行り出します。
艶感も出るし寒色系よりも落ち着いた雰囲気になりやすいので

元気な夏より落ち着いた冬に流行りますね。

 

美容室で「今回は赤系がいいな!」と言ってとってもいいカラーになっても
1週間後には普通のブラウンになっているなんて当たり前。

 

 

暖色系の色落ちの早さには『色素の粒子の大きさ』が大きく関わってきます。

 

レッドやピンクなどの暖色系は色素の粒子が小さいので染まりやすいので
一見しっかり染まったように見えますが

染まりやすい分、色が抜けやすくもあります。

特に暖色系のカラー剤で気を付けないといけないのは
シャンプーによる色落ちです!!

 

粒子が小さい暖色系は洗浄力が強いシャンプーだと汚れと一緒に色が流されていきます。

 

赤系のカラーで染めたときほど

  • 洗浄力の低いシャンプー
  • カラーシャンプー

を使うようにしましょう!!

 
 

Color2 / ピンクやラベンダー、グレーなどの中間色

ピンクやラベンダーって綺麗で憧れますよね!

 

インスタでもよく見かける色。

 

しかしこれらのカラーは色の持ちが極端に悪い!!

綺麗に染めても秒で落ちます。ほんとに秒で。。。 

なんで色の持ちが悪いかというと原因は2つ!

 

  1. ピンクやラベンダーなどの色を混ぜて作る色は色みが薄い
  2. 色が薄いのでベースの明るさを明るくしないと色が出ない。

髪が明るい方はわかると思いますが、髪って明るくすればするほど抜けるのが早く感じませんか?

ブリーチをして脱色していれば尚更。

 

そんな色の抜けやすい髪に色みが薄い色を入れて長持ちするはずがないですよね?

 

 

Color3 / アッシュやマッド、レッドなど原色カラー

 

色の持ちが悪いとおっしゃるお客様の特徴は

「 アッシュ(マッド、赤く)にしてください!! 」

「 透明感のある色にしてください!! 」

 

このオーダーでは1週間の命ですね。

 

【透明感】

お客様からの注文で多いランキングがあるとしたら確実に3位以内には入るワード。

 

特にインスタの影響がでかいですね。

 

透明感を出すためには条件があって

  • 明度が高い(髪が明るい)
  • 色を混ぜないで寒色、暖色のどちらかを使う
  • ブラウンを使わない

 

透明感はこの条件さえ揃えはとっても簡単に作ることができます!

 

ですが透明感を求めすぎると色の持ちが極端に悪くなるリスクがあります。

 

その理由の一つに“ベースの明るさを明るく”する必要があります。
元の明るさを明るくする過程で髪の毛の中の色素を抜きますが、その時に髪の栄養も一緒に出て行ってしまいます。

 

カラー剤は髪の毛の中のタンパク質と結びついて発色しますが、くっつくタンパク質が少なくなれば色の定着は弱くなりますよね?

 

 

さらにアッシュやレッドなどの原色は抜けるのが早い。

暖色系の色の持ちが悪いのは上でも書きましたね。
寒色系は多少持ちますが数日程度。。。

 

透明感とは儚いものです。

 

 

 

色持ちをよくするポイントは??

 

ここまでで髪質だけじゃない色持ちが悪い原因を書いてきました。

  

ではどうしたら色の持ちが良くなるのか。

 

アッシュやレッドにブラウンを混ぜる

ピンクブラウンカラー

 

上に書いた原色のみのカラーだとどうしても色の抜けは早くなります。

そこでアッシュや赤などの色にブラウン(茶色)を混ぜる、というかブラウンをベースにカラーをすると色の持ちがかなり良くなります。

ヘアカラーが抜けにくい色 アッシュ
アッシュブラウンカラー

 

ブラウンとは黄色や赤などがバランスよく配合されているので
色が抜けにくいのが特徴です。

ヘアカラーが抜けにくい色 マッド
マッドブラウンカラー

 

なので例えばアッシュに混ぜてアッシュブラウンにする事でアッシュが抜けてもブラウンが残ってくれて明るくなりすぎるのを抑えてくれます。

 

ただ

ブラウンを入れる事でデメリットもあります。

 

透明感や原色は出せないので、そういう色を求めている方には向かないですね。

 

なのでビビッドな色や透明感のある色は
染めたてはしっかり色を入れるのをお勧めします!!

 

 

染め上がりを理想の色にするとどうしても持ちが悪くなるので
染めてから何日して丁度良くなるくらいの濃さで染めてあげるのが色持ちをよく透明感を出す方法です。

 

番外編

 

上に書いたブラウンを混ぜる濃く染める以外にも番外編として長持ちさせる方法があります。

 

それは

カラーシャンプー

です!

 

カラーシャンプーの本来の使い方は
染めた色と近い色素が入ったシャンプーを使う事で色を長持ちさせるものなので


淡い色や落ちやすい色を使った時には使ってあげるのが効果的です。 

 

ただ、カラーシャンプーはあくまで補色で使うものなので実際髪が染まることはないです。
完全に色が落ちた後に使ってもほぼ効果はないのでそこだけ注意!!

 

以前書いたカラーシャンプーのブログはこちらから!

 

 

まとめ

 

今回は色落ちしやすいサンに向けての内容でしたが
少しでも参考になって頂けたら嬉しく思います。

 

美容師さんも要望には答えたいので、そのカラーになるための方法は教えてくれますが
長持ちの方法は要望とは真逆なのでなかなか。。

 

少し落ち着いた雰囲気にしたい!色持ちをとにかくよくしたい方は是非お試しください!!

 

今回も最後までありがとうございました!