髪がまとまらない、ボリュームが。。お客様の髪の悩み特に多かった3選!!
こんにちは!ずーしみです!! 今回は皆さんのヘアスタイルの悩みを 悩んでいる人が多い順に“悩み“と“解決法”を書いていきたいと思います! (年齢層、地域差は多少あります。) ※白髪やクセ毛などカラーやパーマをすれば解決できるものは省きます。
ヘアスタイルの悩み。。。どうしてこううなる??
美容師をしているといろんなお客様に出会います。
例えば、髪質が硬い方や柔らかく猫っ毛の方。
変なところにつむじがあって変なところで跳ねちゃう方。
など。
人それぞれ髪に対する悩みが色々ありますよね?
「隣の畑は青く見える」とはよく言ったもので、
癖っ毛の方は直毛に直毛の方は癖っ毛に憧れます。
では皆さんどんな悩みがあるのでしょうか??
悩み①てっぺんがぺったんこになる
この悩みがかなり多いですね。
頭頂部がぺったんこになるのに横の毛は広がる。とか
全体的にのっぺりとしていて貧相に見える。とか
髪にボリュームやハリコシがなくなるとこうなります。
この問題を解決するには
“レイヤー (段) を入れたスタイルにしましょう!!”
長さにもよりますが、トップに軽さが出ないのは表面の毛が長く
長さによって髪に重さが出てしまっているのが原因だと思います。
特にワンレングスや
切りっぱなしのスタイルのように重さを残すスタイルは
トップ(頭頂部)がペタッとしがち。。
レイヤーというとなんとなくウルフスタイルのような
激しめな段をイメージする方が多いのですが、
頭の骨が張っている場所(鉢)までの部分に2〜3㎝くらい短い毛を作るだけでもかなり変わります!
表面に段を入れても、そこから下に段を入れなければ
全体的に動きが出たりもせずにまとまりも良くなります。
もちろん乾かし方やスタイリング次第ではもっとボリュームが出るようにもなりますが、この切り方だけで簡単に欲しかったボリュームが手に入るかも!!
悩み②まとまらない髪
ちゃんとトリートメントもしているのに。
最近流行の酸熱トリートメントもしたのに。。
髪が広がってまとまらない!!!
なんて方が意外と多いですね。
確かにそういう方は髪質的にボワってなる方が多い印象。
そういう方に多い髪質は“濡れている時にはあまり癖が出ない”パターンが多いです。
そもそもなんで髪がまとまらないのかというと
- もともとの髪質でうねりや縮れがある。
- 髪が度重なるカラーやパーマなどで傷みすぎている。
- 毛量が多くてめっちゃ軽くしている。
主な原因はこれら。
これらは解決するためにそれぞれの原因にあった解決策が必要です。
もともと髪に癖がある方は縮毛矯正がオススメです。
癖があって広がってしまうのはカットだけではまとめることはできません。
癖を活かしたカットももちろんあります。
ですが、まとまりを出すのが目的なら縮毛矯正以外には解決できません。
カラーやパーマなどのダメージによる広がりは“ヘアケア”が大事になります。
カラーやパーマを繰り返した髪は
髪の表面にあるキューティクルが剥がれている可能性が高いです。
薬剤にはキューティクルを無理やり腹かせる働きの“アルカリ剤”というものが入っています。
この成分のおかげで髪の元の色が抜けて理想の色にできたり、パーマがうまくかかったり等
何か背術をする時には必要不可欠なものになります。
しかし無理やり開かせるというのは髪にとってかなり負担になるもの。
同じところを繰り返しカラーやパーマをしていると次第にキューティクルは剥げてなくなっていきます。
キューティクルが剥げると皆さんの大嫌いな“枝毛”になります。
いやですよね〜。枝毛。
髪がざらついたり広がったりしているのもそのせい。
なるべく薬剤を使う時にはトリートメントもしっかりやってあげることが
“まとまる美髪”への近道です!!
髪の多さから毎回かなり軽くしていると纏まりにくくなります。
髪の量が多くて悩んでいる方は結構多いと思います。
実際「限界ギリギリまで軽くしてください!!」って言われることがかなり多い。
髪がたくさんあるなんて、贅沢な悩みだ!!!
と思う方もいらっしゃると思いますが
実際ありすぎても困るもの。。。
ただ髪が多いからと闇雲にすきバサミを入れると残念な姿になりかねません。
「 髪を軽くする=まとまって扱いやすくなる 」 は勘違い。
むしろ軽くすることで髪1本1本が独立して動き出すので収集がつかなくなるパターンが多いです。
朝のアイロンが欠かせなくなります!!
じゃーどうしたらいいのかって??
大体軽くしたい!!っておっしゃる方に多いのが
“ワンレングスボブ”や“切りっぱなし“のような重めなスタイル。
重めなスタイルが好きなのに
軽くしたいのはかなり矛盾していますね。
とにかく軽くしたい方は少しレイヤー(段)を入れて軽さを出してみましょう!
悩み③色落ちしやすい。
この悩みもかなり多いですね。
初めて担当させていただくお客様で
カウンセリンングの時に言われることTOP3には間違いなく入るくらいよく言われます。
この悩みは以前書いたブログでも紹介しましたが
カラーの色持ちをよくさせるポイントは、
- 色を濃いめに入れる。
- ブラウンを混ぜる
です。
明るく染めようとすると色素が薄いのですぐに色が抜ける。
原色(アッシュやピンクのみなど)は色の抜けが早いので透明感は出るが
色は長持ちしにくい。。。
あとは髪の状態によっても色持ちの良さは変わります。
髪の内部にはタンパク質の栄養がたくさんは詰まっているのが普通で、通常カラーはそこのタンパク質とくっついて反応します。
カラーを繰り返している髪はキューティクルもなければ中の栄養もすっからかんで染めてもすぐにぬけてしまいます。
とにかく栄養がたくさんある髪は色の持ちがいいってことですね!!
でも、髪の栄養が少なくなっているかって正直わからないですよね?
髪の栄養があるかないかの確認は乾いている時、濡れている時、カラーをした時の3段階で確認することができます。
- 乾いている時 = 少し毛束を持って根元から毛先に向かって指をすべらせる。ざらざらしているところ多ければ多いほどキューティクルに損傷あり。
- 濡れている時 = 髪を1本だけ持って少し引っ張る。
髪がゴムのように伸びれば髪の結合が切れかかっていて脆くなっている。
乾きにくくなっているのも栄養が少なくなっている証拠。 - カラーをした時 = 栄養がない髪はカラーをすると思ったよりも濃くなったり早く染まったりするが抜けるのも早い。
上の二つに当てはまって、さらに抜けが早くなったと感じる場合は髪に栄養がなくなっています。
色の抜けが早いと感じる方はこれをチェックしてみてください。
当てはまる方は要注意!!
髪が切れてしまう一歩手前かも!
以前書いたブログも参考にしてみてください。
まとめ
今回も最後までありがとうございました!
髪の悩みは十人十色。
美容師さんに聞きたいけどなんて聞いていいかもわからないし、毎回同じ人にやってもらっていると聞きにくくなるもの。
今回の内容が皆さんの為になればと思います。
是非参考にしてみてください!!
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