ほんとにその黒染め大丈夫??黒染めの注意点と対策
こんにちは!ずーしみです!! 季節は春!! 桜の咲く時期になってきましたね。 新社会人の皆さんは髪を黒くしましたか? この”黒染め”はかなり気をつけないとその後カラーするときに 希望の色にしにくかったりムラになったり。。 黒染めについて理解を深めましょう!!
○ 気軽に”黒染め”は危険!!
黒染めは市販の染粉でも売ってるし、『比較的簡単に黒髪にできるツール』という認識の方は多いと思います。
しかし、黒染めは使うタイミングを間違えると
大惨事になりかねない危険なカラー剤。
バイトの面接、就職活動中の面接、入社式前など髪を暗くしないといけない。
そんなときに「黒染めするかー」は✖️!!!
なんで黒染めはダメなのかというと、
- 黒染めを使うと思った以上に真っ黒になる。
- その後明るくしたいときに普通の薬では明るくなりにくい。
- 明るくするとムラになりやすい
簡単に黒髪にできる分、その後のカラーはだいぶハードモードになりそうな気がしますよね?
○ 黒染めと普通のカラー剤は全くの別物!!?
カラー剤には髪に色をいれるための染料が
明るさレベルに応じて入っています。
つまり13レベルの薬より3レベルの薬の方が濃い染料が入っているということ。
そして色によって染料の粒子の大きさも違ってきます。
粒子の小さい赤系の色は染まりやすいけど抜けやすい、
粒子が大きめな青系の色は染まりは悪くないし抜けにくいが、色が濃くなりやすい。
黒染めは酸化すると小さい粒子だったものが大きく膨らみます。
すると、
一度入り込んだ色素は普通の薬で抜こうとしてもキューティクルの隙間からは出てこれなくなります。
この”酸化重合”は普通のカラー剤なら同じように起こりますが
黒染めは別格!!
マジで抜けません。
例えば
普通のオシャレ染のくらい色に黒染めを少し混ぜても同じようにキレイに明るくすることが難しくなるので、
この先もしかしたら明るくする可能性のある方にはあまりオススメではないです。
○ 黒染めをしてしまったけどもう明るくできないの??
”とりあえず”黒染めして
美容室で
「明るくできないです。」と言われたことのある方は多いのではないでしょうか?
実際黒染めを明るくする方法があるか無いかというと
『あります!』
いくら黒染めと言ってもブリーチを使えば明るくすることができます。
しかし黒染めの色素はブリーチを使ってもなかなかしぶとく
ムラになってしまうのでかなり難易度が高くなります。。
そこで、ただ全体的にブリーチするよりもキレイに髪を明るくする方法を書いていこうと思います。
○黒染めをキレイに明るくする方法。
全体を1回ブリーチしてもキレイにならないなら
何回かに分けて明るくする方法が地道ですが確実にキレイに明るくなります。
つまりどういうことかというと
しばらくの間、全体的にハイライトを入れてあげると
徐々に全体的にトーンが上がっていきます。
ハイライトならブリーチで明るくした部分に別の色を入れて遊べるので
途中で飽きる心配もない!
さらに最近では別に色を入れなくても
”黒髪×金髪が流行っているようで
ちょいちょいお客様からオーダーされます。
黒染めは確かにその後のカラーに影響しまくりなカラー剤ですが
使うタイミングやその後のカラーチェンジの仕方さえ押さえておけば、
まあ、なんとかなるでしょ!!笑
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